小学校は私立?公立? 

医学部合格への道

僕ますおさん と さざえさん はともに公立小学校出身です。家から一番近い地元の小学校に通っていました。 

たらこちゃん はまだ1歳ですが、小学校は地元の公立小学校へ入学させようと考えています。 

ますおさん も さざえさん も同じ考えです。 

公立小学校は、近くに住んでる人は誰でも入学できるため、土地柄地域柄によっては「荒れている」小学校、というのもあるのかもしれません。 

極端に一学年の人数の少ない学校も、せっかくの集団生活ができないかもしれません。 

たらこちゃん が進学予定の小学校は今あげたような小学校ではないので、私立小学校は受験せず、公立小学校へ進学予定です。 

逆に言うと、「お受験」は絶対しない、とか何が何でも公立小学校へ進学させようと考えているわけではありません。 

数年後どこに住んでいるかは誰にもわからないので、その時の状況次第では、私立小学校への受験も視野にいれるでしょう。 

ますおさん が留学したりなんかすれば、たらこちゃん は現地のインターナショナルスクールに通うかもしれません。 

しかし、僕たちの周りの医者共働き夫婦や医者+専業主婦の家庭も、我が子を私立小学校へ通わせている方が多いです。

今回は、公立小学校と私立小学校の違いについて考えていこうと思います。

私立小学校のメリット

正直なところ、僕たち夫婦は私立小学校出身者ではないので、私立小学校について多くの情報をもっているわけではありませんが、私立小学校のメリットには以下の3つがあると思います。

  • 施設・教育内容がハイレベル
  • 内部進学できる場合は中学受験・高校受験をしなくてよい
  • 子供・親ともに金銭的にある程度裕福な家庭でまとまる

私立小学校の最大のメリット、公立小学校との違いは、やはりその学校のもつ施設や教育内容でしょうか。 

我が子によりよい教育を受けさせたい、というのは親の共通の願いでしょう。 

小学校によっては内部進学できる、中学受験・高校受験をしなくてよい、というのもメリットかもしれませんね。 

ただし、「○○女子大学附属小学校」などは中学校から女子校になるので、男の子は全員地元の中学校か中学受験を選択しなければならないという場合もありますね。 

私立小学校へ通わせるだけの財力のある夫婦であれば、中学受験を選択することがほとんどだと思いますが。 

まわりに中学受験をするお友達やママ友がいることで、本人のモチベーションにつながったり、情報交換がしやすいというメリットはあります。 

また、子供も親もある一定のセレクションを受けた上での入学となるので、金銭的に裕福な家庭であることは最低条件として、子供・親ともにある一定のレベル以上の人達で構成される小学校となるのでしょう。 

しかし、私立小学校でいじめは起こらないのか?モンスターペアレンツはいないのか?などは、現場の人の意見を聞きたいところです。 

公立小学校のメリット

一方で、公立小学校のメリットは以下のようなものがあげられます。

  • 学費が安い
  • 家から近い
  • 同級生の家庭環境が様々

私立小学校だと年間の学費が数十万~百万程度かかるのに対して、公立小学校だと数万円で済みます。

また、公立小学校であれば徒歩圏内であることがほとんどなので、通学にかかる時間やお金もほとんどかかりません

私立小学校では同級生は金銭的にある程度セレクションがかかっており、それがメリットだと考える方もおられると思いますが、一方で、「近くに住んでいる」というだけでその他になんのセレクションもかからない集団に囲まれるのも世間を知る上ではメリットでしょう

ますおさん さざえさん は公立小学校派

僕たちは たらこちゃん には公立小学校に入学してもらう予定です。

理由は以下の通りです。

  • 施設や教育内容の違いが子供の成長に重大な影響を及ぼすとは思っていない
  • 中学・高校・大学と経るにつれて自然とセレクションされた同級生に囲まれた環境になるので、小学校の間はセレクションのかかっていない集団の中で生活してほしいと思う

例えば、小学校の運動場が土か芝生かという違いで、子供の成長に大きな違いが出るとは思いません。

教育内容は確かにハイレベルかもしれません。

実際、ますおさん が小学生のときに塾で接していた私立小学生たちはとても頭が良かったです。

とはいっても、所詮は小学生レベルの話で、中学・高校と学年が上がるにつれて小学校が私立であったかどうかの差は全く感じなくなりました。

一方で、同級生がどういう人たちなのかというのは、子供の成長に大きく影響するのではないかと考えています

そういう観点からすると、子供目線で見て、「制服を着て、電車で私立学校に通学をする自分」と「洗濯機でジャブジャブ洗った私服を着て徒歩で公立学校に通学する生徒」との違いを自覚するというのが、子供に悪い影響を与えないかという不安があります。

中学・高校・大学、と自分の進路を決めていくうちにどんどん周りにいる人たちはセレクションされ、似たような人たちの集まりとなっていきます。 

逆に、「近くに住んでいる」というだけでその他になんのセレクションもかからない集団に囲まれる、という期間は小学校だけとなりますが、短くとも一定期間はそのような期間を過ごしたほうがよいと考えています。

この辺はあくまで価値観の問題なので、人によって色々な意見があるところだと思います。

僕は、たらこちゃん には是非中学受験をして、かのマンガ「2月の勝者」に描かれたような、過酷な中学受験を経験してほしいと思っています。 

私立中学に入れば、その時点で一定の学力以上の生徒に囲まれます。セレクションされた環境になるのは、中学校からで十分と考えています。 

どうして中学受験したほうが良いのか、中学受験の勉強の仕方など、またいずれ記事にしたいと思います。

  

 

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